*講義内容

サーバ導入に関しての考察とレンタルサーバホスティングとの比較

サーバの選定と回線・ISP選択とドメインの準備

OSのインストール
(RedHat Linux8.0)

How to PC-Unix(Linux)
超簡素UNIX入門講座

基本システム構築編

第一教程
ネットワークの設定

第二教程
DNSサーバの設定

第三教程
メールサーバの設定

第四教程
Webサーバの設定

第五教程
FTPサーバの設定

第六教程
時刻の同期(NTPD)設定

各種用途に答える
システム拡張編

第七教程
DHCPとIPマスカレード設定

第八教程
プロキシサーバ設定

第九教程
バーチャルホスティング
・IPベースとネームベース
・サブドメイン


第十教程
ハードディスクの割当容量を制限する


基本運用管理編

第一教程
ユーザとグループの管理
(登録と削除)


第二教程
システムのアップデート


第三教程
管理コマンドとログ解析


以後順次公開予定

で構築する

メールサーバの設定 その序 
メールアカウントエイリアスの変更とPOPサーバの起動

《教程の目的と作業のポイント》
メールサーバプログラムの代表格であるsendmailとipop3の設定を行い、メールサーバを稼動させます。
この作業が完了すれば、既にDNSサーバは稼動していますので専用ドメインで自由にメールの送受信が出来るようになります。

メールサーバ設定の前にサーバ内部からの報告メールを受け取る最高管理者のrootのあて先を一般管理者のadminに変更し、手元のパソコンでサーバから送られてくる様々は報告メールを受信出来るようにします。

もはや普遍的通信手段となったメール(電子メール
)ですが、そのサーバとなるメールサーバは2つのサーバプログラムで構築運営されています。作製したメールを相手のメールアドレスまで配送する役目のSMTP(シンプルメール・トランスフォー・プロトコル)サーバ(送信)、そして自分宛てに届いたメールをメールクライアント(MS社のアウトルック・エクスプレスなど)を使って手元のパソコンまで持ってきてくれるPOP(ポストオフィース・プロトコル)サーバ(受信)。この送信・受信の両サーバがそろって起動して、初めてメールのやり取りが可能に成る訳です。

各サーバの設定作業に入る前にサーバ内のエラー情報などを各サーバ群が最高管理者のROOT宛てにメールで知らせたり、一日1回前日のサーバのアクセス状況などを報告するLogWatch(ログウオッチ)が起動していてメールを送り続けています。これらのメールを取り出すためにいちいちサーバに接続してメールを読むのも毎日となると大変な作業です。そこでROOT宛てのメールをお手元のパソコンで何時でも受け取れるようにしておけばとても便利です。以下で、ROOT宛てのメールを一般の管理者であるadminに変更する作業を済ませてしまいます。

#
pico /etc/aliases
rootに変身後、ピコエディタで/etcディレクトリにあるaliasesファイルを開いて編集します。
このエイリアスファイルの最終行をちょいと編集します。
#rootの前の#を削除しコメントアウトを解除し、「marc」の名前を管理させたい人に書き直します、ここでは「admin」宛てにメールが来るように編集しました。
最後に以下のようにエイリアスファイルを更新します。このエイリアスの更新を忘れると折角の変更作業も反映されません。

#
newaliases

以上で、ROOTのメール送信先の変更は完了です。
この後のPOPサーバの設定が完了したら、さっそく手元のパソコンのメールクライアントに今設定したadminのメールアカウントを設定して受信して見てください。既にサーバ内部からの報告メールが来ているかも知れません。

さて、SMTPサーバには定番のsendmailをPOPサーバには同じく定番のipop3を使います。既にOSのインストール時にメールサーバを選択してインストール済のはずですが、念のためRPMコマンドで確認してみて下さい。

$
rpm -qa |grep sendmail
$
rpm -qa |grep imap

以下の様に表示されればOKです。そうでない人はインストールして下さい。
Θパッケージの追加インストール(アンインストール)のしかた


先にメールを手元のパソコンまで運んでくれるPOPサーバの設定から済ませてしまいます。このPOPサーバの設定ファイルは/etc/xineted.dディレクトリの中のipop3というファイルです。

#
cd /etc/xinetd.d
#
ls
上図のようにこの/etc/xineted.dディレクトリ内部には様々はサーバプログラムが詰まっています。これらはこのxinetdを経由して起動させられるもの達なのです。それぞれを起動したければPOPサーバと同様に以下の作業を行えばOKです。後から出てくるFTPサーバも序でにここで起動しておきます。また、お好みでimapサーバもPOPサーバと合わせて使いたければ一緒に起動設定を済ませておいて下さい。

天SFTPの設定ファイルがここで見当たらない人は、OSインストール時にFTPサーバをインストールし忘れた人です。改めてインストールして下さい。
Θパッケージの追加インストール(アンインストール)のしかた

#
pico ipop3

この
赤の囲いyesnoに書き換えるだけです。

重ねて、FTPサーバのvsftpも起動させておきます。
#
pico vsftp

POPとFTPの起動設定は完了ですが、このままでは両者とも動いてくれません、先にもお話しましたがこのディレクトリにあるプログラム群は、xinetdというものを経由して起動するようになっているからです。そこでxinetdそのものを再起動させてPOPとFTPの両サーバを起動させます。

#
/etc/init.d/xinetd restart
これで、貴方のメールサーバにメールをとりに行けるようになりました、併せてFTPサーバも起動していますのでFTPクライアントで接続先を例:example.co.jpとしてアクセスして見てください。

実は、これらのサーバの設定ファイルは#ntsysvでも同様に設定可能です。先にこちらで設定すれば起動設定ファイルの該当箇所もyes⇒noに書き換わります。逆も同様、試しに#
ntsysvで確認してみて下さい。ipop3とvsftp(一番最後の方にあります)が[]の様になっているはずです。

この教程ではxinetd下で起動されるサーバ群を理解していただく為に、あえて直接設定ファイルを編集してもらいました。馴れてきたら、どちらの方法を取られても結構です。


メール送信・配送のsendmailの設定に続きます・・・・・・・・・・


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